謎のプログラム”ADHD.exe”への対処?(1)

お久しぶりです。
実は、この本を読んでいました。
これからの私の、いやうちの家族の生活習慣を根本から見直す必要があるかも、という衝撃を受けました。

いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 (早川書房)
早川書房 (2015-07-31)
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きっかけは、この記事。

【書評】いつも「時間がない」あなたに(センディル・ムッライナタン&エルダー・シャフィール)

原題は”Scarcity”。「欠乏」という意味。
そしてこの本の最大のキーワードは、「処理能力」。

簡単に言おう。彼らは、欠乏に直面しているだけで、処理能力が制限されてしまう。
パソコンでたとえれば、普通に生活している人がアプリケーションを立ち上げているのに対して、はまり込んでいる人たちのパソコンでは「欠乏.exe」がバックグランドで走っている。当然、CPUにはその分の負荷がかかる。ごく簡単な課題であるならば、影響は軽微だ。しかし、少しややこしい問題となると、負荷分の差は如実に表れてくる。

すごくよくわかる例えでした。妻も同じような状態なんです。軽度のADHDの妻が。

つまり、妻の頭の中では常に軽度の”ADHD.exe”(あるいは”不安神経症.exe”)がバックグラウンドで走っていて、場合によってはちょっと子供がぐずったりしただけで、もろもろの処理が崩壊して簡単に体調が崩れます。もっとも、元のメモリの大きさがその時の状況ですごく変わる、というのはありますが。
もう一つ例えを言うと、実際の妻のパソコンも似たような状態なんです。ブラウザーはいつも20以上のタブが開いており、さらには画像を何個も開いていたりするので、常に遅いのです(まぁ、マシン自体が数年落ち、というのもありますが)。

で、問題は、それに対して何の対処もしない、ということです。もし、私のパソコンが遅くなったら、すぐにブラウザーのタブを閉じるか、アプリを落とすか、再起動するかします。ところが、妻はこれをしない。遅いのはしょうがない、と放置するわけです。いよいよ動かなくなったら、さすがに対処はするみたいですが。
日常生活でも同じ。忙しかったり簡単にテンパったりするのはしょうがない、と放置するわけです。でも、これは妻が怠惰だからという理由ではないはずだ、というのはなんとなくわかっていました。なんとかならないのか?

なんとかならないのか?

これは今の私にとって、結構切実な問題です。
というのも、妻は毎年冬から春先にかけて体調悪化の頻度が増えるのです。いまだに理由は不明ですが、とにかくなにかが起こってから対処するのでは遅い。間違いなく遅い。コトが起こらないようにする手だてが、何かあるはずだ。それを行動経済学から学べるのではないか?

なので私は、この本を最初から「仕事術系の本」ではなく、ある意味「生活術系の本」と認識して読み始めました。

(この項続きます)

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