教育も、試行錯誤を恐れない

最近この本を読んでいます。参考になることがとても多いです。

「学力」の経済学

きっかけが、ダン・アリエリーの行動経済学、というのを見て期待したのですが、期待は裏切られませんでした。

突っ込み所が(いい意味で)いろいろあるのですが、やはり最初に感じたのが、「教育とデータ」の問題。教育に関して、客観的議論ができるだけのデータがそもそもない。なので、役人や声のデカい評論家の意見が「常識」となってしまう。

このベースには「データで教育は語れない(あるいは語ってはいけない)」という固定観念があるような気がします。うまく表現できないけど、個性的な教育とか、偏差値の弊害みたいなのが変な形で染み付いているような。
もうひとつは、教育の聖域視、絶対視。教育を実験材料に使うなんてもってのほか、と思ってしまうのではないか。これって、おかしい。子供の教育こそ試行錯誤が必要だと思います。

たしかに「実験」目的で自分の意に添わないことをやらされたらそれはイヤだろうけど、それは実験手法で解決できる問題ではあるし(本にも具体的に書いてあります)、そうやって得られたデータは、少なくとも我が子の教育の指針にはなる。
もちろん、あくまでも指針であって、絶対的に従うものではない。子供の性格によってはデータと逆のことをやった方が効果的であるケースは当然あり得る。でも、それこそ、やってみないとわからない。

子供の教育に使える資源(お金や時間)は、有限です。有限だから、当然「効果的」に使いたい。特に中学生までは子供自身の判断力の問題もあり、親がかなりの決定権を握っているから、親が主導する試行錯誤も当然あり得ます。
実は、詳細は省きますが、4月以降の3ヵ月だけで我が家でも子供の教育に関して重要な変更をやっています。理由はいろいろですが、とにかく、変えることをおそれてはいけないと思っています。

そんなわけで、今日からうちの子供の生活パターンが変わっています。まだまだ子供たちの将来を見通せてはいないけれど、それこそ「明るい未来」への糧を少しずつつかんでくれたらいいな、と思います。

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